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起業について⑧「1人の後ろにいる100人」

SLC司法書士事務所のお知らせ コラム

司法書士の矢田真生子です。渋谷でTOEICに特化した英語のスクールを経営しています。

1人のお客様が来てくれたという事実の裏には、「行ってみようかな」と思った100人のお客様がいます。
1人来てくださる度に、その裏の100人のお客様に「ありがとう」と思っちゃうのです。

商売の出来ない人は、1人が1人にしか見えていません。突然、唐突に、目の前の1人に対して営業を始めてしまいます。それ、やるほうもやられるほうもしんどいです。

100人の方に興味を持っていただけるような日々の取り組みを淡々と続けよう。その中からたまたま条件が合い、タイミングの合った方が来てくださいます。そして、今回は来てくださらなかった方も、5年後10年後にフラっといらっしゃったりします。
そうやって月日が流れているうちに、「知ってくださっている人」が少しずつ増え、少しずつ複雑になり、起業したばかりの頃と比べると特に注目していただくための努力をしていなくても、なぜかいつもお客様が来てくださる、という状態になります。

何年やっても自然な集客が出来上がらない人は、やっぱりどうも「1人は1人」と考えていますね。「1人来た~!」と喜び、飛びつき、必死に営業しちゃダメですよ。もう行きたくないと思われます。
1人に対して熱い営業トークをぶつけるよりも、100人の方になんとなく興味を持っていただけるような、ふわっとゆるいコンタクト、例えば看板とかSNSとかホームページの更新とかを、コツコツ頑張るのが得策です。

それから、100人の方に興味を持っていただかなければ1人のお客様も来てくださらないという数の感覚は持っていないと。100人に知っていただくのではなくて、興味を持っていただかなければならないので、ポスティングするなら何軒にしなくちゃいけないか分かります。数百枚のチラシを撒いて反応ゼロは当たり前なんだ。ということで、私はポスティングはしませんが、数万枚撒けるというタイプの方には向いていると思います。要は自分の出来る方法で、数多くの方の目に触れるよう日々努力です。

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