司法書士の矢田真生子です。渋谷でTOEIC対策のスクールを経営しています。
今月、韓国旅行に行く予定があるのですが、2泊3日で食べたいものを出来るだけたくさん食べるために、どこで何を食べるかを計画しています。韓国は食べ物毎に専門店が並ぶ通りがあり、タッカンマリを食べたいなと思ったらタッカンマリ通りに行くとたくさんお店があるのです。
それってライバルだらけじゃないか?それよりもタッカンマリがないエリアでタッカンマリ屋をしたほうが良いのではないか?と考える人もいるかもしれません。ですがそれは大きな間違いで、「ある」ところで「ありそう」な商売をしないとダメです。絶対にダメです。変なところで珍しいものをやっては、絶対にダメです。
お客様は「あて」をつけて探してくれます。探してもらえることが、どれだけプライスレスの価値あることなのかは、商売をまだしていない人にはなかなか想像しづらいことなのですが、やってみてから分かっていただくので、間に合います。一旦始めましょう。そうしたら分かります。
探してもらえなくても自分の側から「ここにある」と情報発信すればいいと思うかもしれません。ですが、無理です。「あて」をつけてもらえない場所で「あて」をつけてもらえない物やサービスがあるということを知っていただこうと思ったら、電通やらリクルートやらのレベルでマスコミを抱えて発信しないと、1人にだって伝わりません。
ということで、最初はこの感覚がよく分からないのですが、「あて」をつけてもらえる場所で「あて」をつけてもらえる物を売るというのは商売の鉄則なのです。無謀にも「いや、自分はそうはしない」などと無茶なことをするのはやめて、「あて」を頼りましょう。
ですが、たとえ最初に無謀なことをしてしまっても、後で徐々に軌道修正していけばよいのです。身をもって目に見えないものの価値を知っていき、段々と商売人になっていきます。本当に、見えなかったものが見えるようになるのが、面白いんです。
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