司法書士の矢田真生子です。渋谷で英語のスクールを経営しています。
うちのスクールは渋谷の駅から徒歩3分、地下道から出ると徒歩1分の、いわゆる都心の一等地にあります。
家賃が重くのしかかる。。。
家賃がもったいない。この「もったいない」には様々な「もったいない」があり、結論から言うと「坪」はもったいないです。ですが、「時間」はもったいなくないのです。
例えば坪単価が一坪3万円と考えましょう。一坪を無駄にすると、月に3万円の「もったいない」が生じます。だから、コーヒーメーカーとか、ゆったりくつろげる人工芝生とか、要りません!!全面無駄なく使ってください。年に数回しか使わないものは自宅に持って帰りましょう。自宅も賃貸だとしても、テナント料に比べるとどれだけ安いか計算してみましょう。物を置くためだけに坪を一坪だって無駄にしてはいけません。
でもですね、「時間」の視点からテナント料をケチるのは、これはダメなんです。
「使っていない時間、他の業種に使ってもらおう」「シェアしよう」「観光客の荷物を預かるサービスをしよう」(そんなアプリがあった)
そういうのは、やってはいけない。
具体的な理由はちゃんとあるんですが、いちいち書くのが面倒だし、あまり面白くない。ざっくり言うと「貧乏くさい」からです。
念のため、司法書士的な意見も言うと、大家さんとトラブルになるので絶対ダメですよ。
要は、商売は街の中の風景にならなくちゃいけないんです。「暗くなると明かりが灯るバー」とか「下校時間になると始まる子供たちの習い事」とか「月曜は休業しているパン屋」とか。
イベントや集まりに、多くの人達が「シェア」して使う場所も必要ですが、それは行政の仕事です。
お代をいただける商売は、そういう場所ではないんです。商売の神様が住める場所でないといけない。
いさぎよく、使っていない時間は、場所を休ませましょう。
要らん物置いてる割に「時間貸し」とか思いつく人が結構いるので、書いてみました。
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