司法書士の矢田真生子です。渋谷で英語のスクールを経営しています。
人は失敗し、悔い、試行錯誤し、段々と新しいことが出来るようになります。
いきなり初心者が「採用」をしたら、失敗するんです。
バイトテロ、かまってかまってと事業主の時間を奪う人、ちょっと注意しただけで「客と私とどっちが大事なんですか!」と迫ってくる人、一番怖いのは、雇ったと思ったら「ひよこ狩り」だった。。。これ、あります。
「ひよこ狩り」とは、事業初心者を騙して軽く洗脳をかけ、会社を思うがままに動かし(架空文具代の請求書とか架空講演料の請求書作るとか)、会社の金を吸い尽くしそれらも出来なくなったら「俺たちに払い続けるため借金してこい、借金まみれになっても会社は絶対に潰すんじゃねえ、一度作った箱は潰せねえんだよ(謎)」とか、身ぐるみはがす商売です。初心者は弱く、不安で、困っているので騙されやすいのでのです。とっても怖いです。別の記事で書いています。
そんな恐怖の連続で、徹底的に人間不信になって、そこから立ち上がっていくのです。
大切なのは、「自分」と「お客様」です。自分とお客様がいなかったら、「無」ですからね。会社の設立登記をしたって、オフィスを借りたって、「無」ですよ。
まず、自分が死なないようにしましょう。これが一番大事です。
そして、大切なお客様を守りましょう。
人の手が必要でも、「あなたと一緒に成長したい」という人を入れないようにしましょう。
出来たばかりのほとんど「無」に向かって、「一緒に成長したい」は、その真意は、「噛みついて放したくない」です。
初心者はこの言葉にコロっと騙されるので、要注意です。
ホストなんかも多分同じ仕組みですね。「アナタは特別」という言葉に、人は騙されるんです。特別どころか、「無」です。まだその事業は、街の中の風景とか存在になっていないんです。
そんな中でも有難いのは、「会社を辞めて、次の仕事まで1か月あるので、少し手伝ってもいいですよ。」とか、「会社を辞めちゃったので、次が見つかるまで手伝いますよ。」といったような期限付きです。
アナタと一緒に成長していく気はさらさらない。こういう人はまともです。
「えっ、すぐ辞めちゃうの?だったらずっといてくれる人を探したほうが・・」などとは絶対に考えず、こういう方には手伝っていただきましょう。
いずれにせよ、初期のメンバーはいなくなります。
人間不信から立ち直り、元気になってから、「従業員を大切にする会社」のような立派な目標を立てるので、十分でございます。
ピュアな状態でいきなりそんな目標を立てると、悪人の思う壺です!
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