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起業について㉖「目標を書いて貼るのをやめた話」

司法書士矢田真生子のお役立ちコラム コラム

司法書士の矢田真生子です。渋谷で英語のスクールを経営しています。

自分の商売を生み出して、街の中の一つの存在に仕上げるというのは、「運」と「奇跡」の連続です。ちょっと大袈裟だけど、やっぱり本当にそう思います。

自己啓発の本やビジネス本でお勧めされている「目標を書く」というやつ、スクール開業当初はやっていました。

が、ある時そんなものはバリっとはがしてクシャクシャっと捨てました。

売り上げや集客というのは、お客様の行動です。お客様というのは人間で生き物なんだから、こちらがコントロールすることなんて出来るわけないじゃんか!ということに気が付いたのです。

ところが、コントロールは出来ませんが、その代わり、「思ってもいなかったこと」は、起きます。

で、ほとんどが「思ってもいなかったこと」の積み重ねで、出来上がっていくんですよ。

コントロールできない対象と、思ってもいなかった事の積み重ね、これを味方につけなきゃいけないのに、あまりに具体的な目標を書いてしまうと、せっかくの思ってもいなかったことを呼び込むどころか、はね返してしまいます。

考えすぎても、良くないんですよ。

それに、考えすぎるとつまらなくなってしまう。

せっかくの自営業、面白くやりたいものです。

大企業は計画しまくりますよね。プレゼンさせられて、計画がうまくいくことを証明させられて、それで実行!みたいな。小さな商売が同じやり方でいいわけない。大企業は自然や商売の神様を味方につけられないんだから、実はそれは大きな弱点なんだから、こっちはそういうものを味方につけなくちゃいけないんです。

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