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起業について㉗「コンビニの本を読んだ」

司法書士矢田真生子のお役立ちコラム コラム

司法書士の矢田真生子です。渋谷で英語のスクールを経営しています。

最近、コンビニを経営している人とか、経営を引退した人が書いた体験記、みたいな本を数冊読みました。

24時間営業のきつさとか、人手不足の大変さとか、『本』なので全ては書けないだろうし、現実はもっと大変なんだろうと思うけど、それでもひしひしと大変さが伝わってくる内容でした。

起業初期については、やっぱり同じだな、と思うところだらけです。バイトさんやお客様、人とのトラブルの続出、悪い人に騙される、などなど、同じです。うん、これは避けられない初期のあるあるなんだな、本部のサポートがあろうが勝手に個人で始めようが、起業初期はこういうことの連続なんだなと、思いました。

だから、人とのトラブルは、自分の身で体験して、学習して、克服していくしかない。

でも、起業して数年後からは、コンビニと勝手に個人で始めた商売とでは、かなり違ってきます。

勝手に個人で始めた小さな商売は、「商品」と「集客」を自分でしっかり手作りで作っていければ、営業時間が短く、休みがあり、段々と楽になっていきますが、コンビニは初期のその労働のしんどさ、長い、休みがない、というしんどさが、永遠に続く。

「商品」と「集客」、この2つを手中に収められるかが大事だと思います。個人で勝手に始めた小さな商売であっても、商品に力がなくて価格競争に巻き込まれていたり、集客ができなくて広告頼みだったりすると、営業時間で頑張るしかなくなる。持てるコマは、自分の時間しかないんだから。

長い営業時間と休みなし、これは本当にきつい。経営者だからいいじゃないか、自分の責任だろ、ってのはない。そうせざるを得ないコンビニ経営ってのは、本部が悪いと思います。24時間営業って、一体何がしたいのか、疑問でしかない。あっちでもこっちでも24時間。人間の時間を奪うんじゃないわ!人は休まなくちゃいけない!

で、経営していたらわかるんですが、「人を雇って自分は休む」って、出来ないんですよ。それって大企業の世界観ですね。小さな商売でそれは出来ない。結局、営業時間ずっと責任持ってるので、営業している限り自分の時間はありません。だから、定休日が必要で、営業時間は短くないとやってけないんだ。

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