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起業について㊱「自営業のリスク」

司法書士矢田真生子のお役立ちコラム コラム

司法書士の矢田真生子です。渋谷で英語のスクールを経営しています。

私は2014年末に(株)ニコンを辞めて、2015年1月に英語のスクールを開業しました。

会社を辞めるのは、危険なのか?

いやしかし、デジカメってもう要らなくないか?(ニコンの技術はカメラだけじゃないとか色々あるけど、それはおいといて)

でも、会社勤めには「時間がない」という大きなリスクがあります。

時間がないから、先のことを考えられない、先のことの準備ができない、今目の前のことでいっぱいいっぱい、年金とかイデコとか、給与からさっぴかれてるから、自分で考えてなくてもなんとかなるか、みたいな。

スキルアップしようと思っても、勉強する時間もない。

ついでに言うと、大手企業のサラリーマンを狙った投資詐欺なんて、まさに「時間がない人」狙いだと思います。時間がないから調べない、時間がないからよく考えない、時間がないから信じてしまう。時間がないのはリスクなのです。

ですが、自営業は大丈夫です。頭を使って、今日やった仕事が今日のためだけでなく、明日の種になるように働けば、段々と時間が余ってきます。

そうして出来た時間を使って、今の事業が回っている間に、次の事業の準備をしましょう。

今の事業が自分がいなくても大体回る、ぐらいの半自動運転に仕上げていきましょう。

それが、形にならなくてもいいです。準備だけでもいいのです。いざとなった時に本気出せば仕上がる、ぐらいのレベルでもいいのです。

私の場合は余った時間を使って、次の事業というか、司法書士資格を取りました。別に資格じゃなくても何でもいいです。私はたまたま勉強が好きだったので資格にしました。

そうやって、1つ、1つ、次の種を育てて、自分でリスク回避をするほうが、「会社が安定してるから」っていうより、楽しいじゃないですか!

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