司法書士の矢田真生子です。司法書士になる前から、渋谷で英語のスクールを経営しています。
スクールを作ってからというもの、「サイトに掲載してあげます」とか「記事を書いてあげます」とか「テレビに出演できます」とか、営業電話が頻繁にかかってきます。
「そういう商売やめなさいよ!」って思います。
ほとんどテレビを見ないのですが、たまたまつけた時に、ホテルの比較サイトのCMを見て、イライラっとしました。「同じ部屋でもこっちのサイトのほうが安い!」って、なんて酷い発想なんだろう。料金を比較して選ばせるなんて、それが賢い買い物、賢い消費者って価値観を植え付けるなんて、大変醜いCMだなと思います。
比較サイトというのは、情報を右から左に流すだけ、何も生産しない商売です。売る方も買う方も、得なんてしていませんよ。得しているのは比較サイトだけ、です。
小さな商売は、値段で選ばれてちゃ終わり。
自ら価格を破壊する努力をするなんて、自殺か?
そういったサイトに掲載されてしまい、価値観を破壊されてしまうと、「安いことが良い」という価値観に巻き込まれてしまう。
価格は「中間価格帯」が良いのです。財布一つが80万円という世界も馬鹿馬鹿しいし、ランチが1,000円なのか800円なのかで必死に競争する世界も馬鹿馬鹿しい。
「中間価格帯」で売れる商品を守るためには、比較なんてされちゃダメですから、比較サイトの営業電話はガチャっと切りましょう。
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