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起業について㊴「友達と起業するか?」

司法書士矢田真生子のお役立ちコラム コラム

司法書士の矢田真生子です。司法書士になる前から、渋谷で英語のスクールを経営しています。

友達と起業してもいですけど。。。

起業するということは、会社が軌道に乗るまで我慢することだし、軌道に乗らなかったら初期費用は戻らないということだし、労働の対価はないということだ。
お給料を払う側だからね。もらう側ではないからね。

そんな当たり前のことが、お相手のお友達は、理解できているのか?が問題です。

意外と理解できていないことが、ある。

事業を始めてしばらくし、「自分は無給で(もしくは薄給で)働いてやったんだ。お前の貯金から対価を払え!」というようなことを怒鳴り散らしてきたら、さよならの時期です。

その人は、直近働いた「時給」が欲しいんだから、起業は向かなかったのです。こういう人はいます。というか、ほとんどの人がこうです。今働いた分の「時給」がないというのが耐えられないのです。なんか変なものを買わされたとか、変なことに騙されたとか、そのくらいの憤りを感じるみたいです。
まあ、気持ちを理解せんでもないですが、その一方で「自分は経営者だ!」って振舞いたがると、こっちも我慢の限界じゃないか?

初期メンバーはいなくなる。そんなものです。

起業初期は人間不信の時期でもあり、「人間って何なんだろう」と考え込む時期でもあります。

私もその頃から「人間って何だろう」と考え、今もよく思うのが、私に比べて世の中のほとんどの人が、信じられないレベルに短期的視野だということです。
今やった事が、今返ってくると思っているのです。

今やった事が今返ってくるわけないじゃん!現代人の「時給」(月給だろうが年俸だろうが同じ)で働く仕組みが人間をこうしてしまったのじゃないか?作物を育て、動物を育て、そして食べ物をいただくという生活に戻らないといけない!今もらった時給を持ってコンビニに行けば食べ物があるという生活がおかしい!です。(大袈裟には、こう考えています。)

とにかく、長期的視野人間は滅多にいないですからね。誰かと起業したら、相手は短期的視野人間だったという結果になることが、圧倒的に多いのです。

でも、長期的視野人間のほうが、いいですよ。商売が出来て、楽しいです。別に儲かるとか得するとかじゃなくて、段々と商品力と集客力を作っていって、段々と自由になっていって、段々と時間が出来て、そして色々他の事をやったり考えたり出来て、楽しいですよ。
今日やったことが今日返ってくるって思考だと、何も溜まらないじゃないですか!!

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