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起業について㊵「凡人が何かやり遂げるには一点集中しかない」

司法書士矢田真生子のお役立ちコラム コラム

司法書士の矢田真生子です。司法書士になる前から、渋谷で英語のスクールを経営しています。

司法書士試験に向けての受験生活中、髪はボサボサ、スマホない、服はボロボロ(実際に破れたり穴あいたりした)、出かけない(コロナだったし)、世の中で何が起こっているか知らない世間知らず、でした。

受験をするなら勉強だけに一点集中!他のことはどうでもいい!有意義な生活をしながら受験もしようなんて、そんな馬鹿な!です。

起業も同じで、一点集中。他のことはどうでもよくならないと、小さな商売であっても軌道になんて乗せられません。

何に集中するかと言うと、人脈を広げるとか、お客様への特典を考えるとか、広告の戦略を考えるとか、そういうのではなくて、「商品の質」です。

色々、仲間とミーティングしてああだこうだと話し合って会社っぽいことをやりたくなってしまいますが、愚直に「商品の質」、それだけ。

つい他のことをやってしまうのは、大抵が「逃げ」なんです。「商品の質」が一番大変な仕事だから。

勉強も同じで、一番めんどくさくて辛いことから逃げてしまうと結果が出ず、他人の嫌がることを愚直にやると、結果が出ます。と、伊藤塾(法律資格受験予備校)の先生も言っていたし、私達TOEIC対策スクールも生徒さんによく同じことを言います。

商売も「商品の質」よりも、特典を考えたり、ポイントカードを作ったり、お友達紹介制度の案内を作ったり、ホームページを作り直してみたりするほうが、楽です。でも、一番しんどい「商品の質」しかやっちゃいけないんです。

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