司法書士の矢田真生子です。司法書士になる前から、渋谷で英語のスクールを経営しています。
私のスクールのホームページ内には、開催を予定している1日講座、短期集中講座、毎週通っていただく講座の内容や日程が記載されています。ホームページを見たら全部わかるようにしています。ホームページはスペースに限界がないので、全部記載することが出来て便利です。
で、安心しちゃって、「ホームページを見てください。」じゃダメなんです!!
ホームページから注文しろとか、ホームページから支払えとか、現代では当たり前だろ!人手不足の時代、そうやって工夫しなくてどうする!となり過ぎないようにしよう。特に小さな商売は、そんな手間をケチケチするようなことはやめておこう。
私のスクールでは、教室の壁に近々開催する講座を一部、書いているのですが、案外この壁を、常連さん達はよく見ていて、ここから選んでくれるし、会話しながら決めてくれるし、ホームページじゃない。
それから、常連さんは気を使ってくれて「手数料かかるんですよね。」と、カードでなくて現金を持ってきてくれたりもします。
お気持ち、有難いです。
もちろん、カードでお支払いいただいても、有難いです。コロナ以降、オンライン受講の方も多くなって、現地にいらっしゃらないのでカード決済を取り入れていてよかった、とも思っています。
でも、常連さんのそのお気持ち、有難いじゃないですか!
そうそう。話のついでですが、コロナを乗り切った小さな商売に共通することは「常連さんがいた」です。
ホームページから注文するわけではない、現地で壁を見たり、会話をしながら決めてくださる常連さんの存在は、売上だけで計れるものではなく、小さな商売の存続によって、ものすごく価値のあることです。
ですので、どんなにホームページに全情報を掲載していたとしても、壁や紙にも書いて、置いておこう。情報が全部あるかどうかより、物理的に手に取れるところにあるかどうかが重要な場面があります。
なんだかんだ、紙とか壁とか現金は、実はすごく有効です。
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