司法書士の矢田真生子です。司法書士になる前から、渋谷で英語のスクールを経営しています。
雇用の失敗は、何度もやらかしました。二度と繰り返さないと、反省しています。
その一つ。
パワハラ気質、支配欲のある講師を雇ってしまった・・・です。
今、知事のパワハラ、去年は劇団のパワハラ、ありました。今もあちこちの組織でパワハラがあるでしょう。パワハラする人って他人の時間や気持ちや精神力を無尽蔵の資源として湯水のごとく盛大に消費しやがりますので、全くもって無駄、無駄なヤツとしか言えない。とにかく、組織に入ってきたら追い出そう。
そして、立場が上の者が立場が下の者に対して行うのがパワハラ、のはずが、小さな商売では逆も起こります。雇った側がパワハラされる・・・。
パワハラさんは、周囲を威圧するのが上手い。
例えば、突然キレる。
「どうして私の名前に〇〇先生とついているの!」「〇〇講師と書け!」とか。
どっちでもええやん。
「お客様に対して、こっちは先生とは失礼だ、それでも社会人か!」とか。適当な理屈で。(ある程度理屈をこねるのがコツ)
で、その謙虚で立派な社会人としてのお考えが徹底されているのか?というと、やれ「おっさんは教えない」「あの人キモイから教えない」ですわ。(自分の理屈は点と点が合っていないのもコツ)(なぜ怒るか予測不可能にするのが従わせるコツだから)
また、あのパワハラ知事の話で似てるなあと思ったのは、自分一人のためにあと2人とか3人とか人が必要な状況を作るんですわ。エレベーターのボタン押す係とかでしょ。劇場で「本日は知事がいらっしゃっています。」とアナウンスしてくれと交渉する係とか。アホくさ。
講師の場合だと、授業中にプリント配る係が必要とか、自分の講義を聞くためだけの係が必要とか。
アホか。
これを急にやると、瞬間的な反応として、周囲は一瞬言うことを聞いてしまうんです。
でも、聞いてはいけない。経営者なんだから、一番大事なことは「お客様を守る」ことです。当たり前です。自分が呼んだお客様なんだから。
パワハラさんは、案外お間抜けで「そんな事言うなら私辞めてやるわよ」と脅してきますので、「あ、どうぞ。」と言いましょう。そこで相手は、「失敗した・・・」という表情を見せ、あとは割とスムーズに進みます。
出来立てほやほやの会社はすごいのが入ってきます。前にも書きましたが、初期は「誰を入れるか」という高尚な話じゃなくて「誰を追い出すか」で割と必死です。日本も知事を追い出せないんだから、出来立てほやほやの国なのかも。
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