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起業について 56 「相手に損をさせちゃいけない」

司法書士矢田真生子のお役立ちコラム コラム

司法書士の矢田真生子です。司法書士になる前から、渋谷で英語のスクールを経営しています。

司法書士試験合格後に、研修や短期間のアルバイトとして2つの事務所にお世話になりました。そこでお世話になった先生がランチからぐでんぐでんに酔っぱらって戻ってきて
「大将がさ、雲丹を出してさ、また雲丹を出したんで、もういただきましたよって言ったらさ、間違えちまった、召し上がってくださいって言うんで、損させちゃいけないから日本酒追加で頼んでさ・・・」(ランチです。)

「かっけー」と思いました。

「損させちゃいけない」ってとっさに思うのかっけー。「2つ食べられてラッキー」って思わないのかっけー。

ほんと、損させちゃダメですよ。

相手に損をさせることが、自分が儲かること、と思っちゃいけないです。

塾の経営をしていて、講師の時給と生徒さんからいただく授業料の「差」が儲けだと思う感覚、これはダメ。これでは、生徒さんから多く取る、もしくは時給を少なくする、つまり誰かに損をさせればさせるほど、自分が儲かるという思考です。何も産んでいない。

「差」の取り合いをしていても、誰も何も得しませんので、「差」じゃなくて、「価値」を産み出して買っていただけているというところに至れるよう、頑張らなくちゃ。だから「商品の質」に一点集中しなくちゃならんのです。

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