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起業について 64 「商品の質とは、お客様が喜ぶか?です」

司法書士矢田真生子のお役立ちコラム コラム

司法書士の矢田真生子です。司法書士になる前から、渋谷で英語のスクールを経営しています。

小さな商売は大抵が客商売です。目の前にお客様がいらっしゃいます。やるなら客商売がいいですよ。人は孤独じゃ生きられない。でも濃くて濃くて濃すぎる関係でも生きられない。程よい関係が程よい分量あると、幸福なんじゃないだろうかと、思います。客商売は最高です。

起業して継続できるコツは、商品の質に一点集中です。余計なことをしないで、持てる力を一点集中させることです。余計なことなんてしている余力はあるはずがないですから。もしあったら、商品ばボロボロってことです。

そして、商品の質というのは、お客様にとっての質だってことを肝に銘じることです。

私はスポーツジムに通っているのですが、物価上昇に伴い会費が上がり、仕方ないとは思いつつ、「受付横に飾っている花は要らんな」と、思っています。

気持ちのいい空間は、ある程度は必要だけど、ある程度の清潔感で十分です。

良いクラスと良い先生がいるから、通っております。

我々のような試験対策スクールも、良いクラスと良い先生がいるから、通っていただいているのだと思います。

それ以外、特に求められていないんですよね。

良いクラスと良い先生、これは大変強く求められている。だけども、ここに応える自信がないと、「付加価値だ」とか言って、交流会だのプレゼント企画だの、要らんことを始めてしまうのです。

お客様と会話して、効果を報告いただいて「あれをやったらこうなった」「次こうしてみたらこうなった」という試行錯誤を繰り返し、「商品の質」だけ毎日考えていたらそれでいい。

そしてそれが当たり前の日常になったら、それでやっとこさ客商売ですよ。

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