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起業について 68「今あるものの価値をぶっ壊すな」

司法書士矢田真生子のお役立ちコラム コラム

司法書士の矢田真生子です。司法書士になる前から、渋谷で英語のスクールを経営しています。

小さな商売のコツは、「ぶっ壊さない」ことで、「今あるもの」を最大限生かすことで、「得する」ことより全体最適を考えることで、今どきの意識高い系が考えていることとは真逆です。

最近身近なところで思ったのが、本当に「今ある価値」って目に見えていないんだなあ~ってことです。だからぶっ壊すんだなあ~、もったいないなあ~、と思いました。

例えば住宅地の中にある子供の教室。月謝数千円で教えてくれるピアノだとか塾だとか。テナント料がかかっていないから出来る価格です。

意識高い系の人達の「ビジネス!」って世界観だと、馬鹿馬鹿しい商売かもしれないけど、こういう教室がなくなったら、我々の文化レベルと学力レベル、一気に下がりますよ。

儲かってもない、でもテナント料かかってないから維持できている。そういう商売の価値だって、全体最適を考えれば価値は無限大です。

今るものを壊さず、そ~っと、そ~っと、維持したりスライドさせる感性を、失ってはいけないと思います。

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