司法書士の矢田真生子です。司法書士になる前から、渋谷で英語のスクールを経営しています。
小さな起業後に、世界に対して感じた違和感は、「みんな金を欲しがるな・・・」でした。
そういえば、確かに私は、学生時代のバイトから、社会人になってのお給料まで、あまり金額を気にしなかったんです。それよりも「増えるか?」ってことのほうが、気になっていました。
1時間1,000円もらってそれで終わり、じゃなくて、1時間1,000円もらって、かつ、知恵が残るか?のほうが気になりました。
1,000円なのか1,050円なのかは、どうでもよくね?って思っちゃていたのですが、きっとそれが、小さな商売に向いていたということだなと、今思います。
小さな商売は、全く同じ理屈です。今日の売上なんて、どうでもよくね?ですよ。
本当に、どうでもいいんです!それよりも、残るか?増えるか?です。お金なんて消えるんだから。
信頼を蓄積し、残すこと。評判を残すこと。関係を構築し、残すこと。
そうしたら、こういうものは放置してもそれぞれが自分には見えていないところで活動して、段々増えてくれるのです。そうやって、商売を維持します。
これをやらない人は徹底してやらなくて、売上しか気にしないのです。それじゃ、毎日が新規開拓で、すぐ息切れして失敗しますよ。
残って蓄積されたものが分厚くなればなるほど、ぼけ~っとしていてもお客様が来るようになります。商売はお客様が来るかどうか、それで持続できるかどうかが決まる。お客様が来ないと終わるんです。終わったら悲しい。とにかくみんな続かないから悩んで苦しくて不幸になるんだから、続くように行動しなくちゃ。
続けるためには、目に見えないものを残して蓄積、その繰り返しです。
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