Loading...

起業について 81 「無料で使っていい無料と、無料で使ってはいけない無料がある」

司法書士矢田真生子のお役立ちコラム コラム

司法書士の矢田真生子です。司法書士になる前から、渋谷で英語のスクールを経営しています。

起業をするにあたり、何者でもない我々は、既にある無料のものを活用せざるを得ないです。

自分のためだけのチャンネルは作れない。自分のためだけの広報機関も作れない。自分のためだけの水脈も引けない。

作れないので、既に今この街にある人の流れと人の好奇心と人の情報網を活用します。こういうのは公共のもので、みんなで使って大丈夫。

なのですが、こういう既にあるものを活用せず、というか見えていなく、自分のためだけのチャンネルが築けると勘違いしてしまうことがあります。

無理です!

チャンネルは、企業が莫大な資金を投じて人工的に作っているものなので、何者でもない我々には手の出ないものでございます。

なのに、自分にもチャンネルが築けるんだと思ってしまうと、変なネットビジネスとかコンサルとかに騙されてお金をいっぱい吸い取られてしまうので、気を付けましょう。

チャンネルや水脈にお金は必要ありません。企業は人工的にチャンネルを作らないと生きられない物体ですが、小さな商売人は既にある公共のものを少しだけ分けていただいて、ちゃんと生き残れます。公共のっていうのは、公共のサービスって意味じゃなくて、みんなで使っていい空気や水や情報のことです。天然資源みたいなものです。

一方、無料で使ってはいけないものは、前の会社から盗んできたものです。

前の会社から盗んできた顧客情報、盗んできたスタッフ、盗んできた講師(スクールの場合)、です。

アカンに決まってる!それは無料やない!

無料だと思っている人がいるので、書いてみました。それはドロボーです。

コメント

タイトルとURLをコピーしました