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起業について 85 「今あるものを改良し続けるのだ」

司法書士矢田真生子のお役立ちコラム コラム

司法書士の矢田真生子です。司法書士になる前から、渋谷で英語のスクールを経営しています。

渋谷で最近電動キックボードに乗っている人を見かけます。「危険だ!」と問題視する声も大きく、私も危険だと思っている派ですが、まだ危険というほど乗っている人が多くはないなと思います。歩きスマホのほうが危険で危険で、本当に危ない。

そういえば、少し前にはレンタサイクルの置き場があちこちあったのですが、なくなりました。

電動キックボードも、なくなると思います。

電動キックボードが増えて危険だというレベルまで、増えることが無理なんじゃないか?と思います。(単なる個人の予想)

新しいものを流行らすって、難しいですからね。

新しいサービスは、ものすごく多額の広告費がかかります。食べ物を配達してくれるサービスなんかもそうでしたが、人々に当たり前の光景と認識させるために、最初は無料でも利用してもらうため、無料券をポスティングしたり、ネットに広告出したり、あの手この手で認知度を高めて、そして認知されても、定着するかどうかはわからない。

お洒落なイメージも必須。

そして、とにかく「量」が必要。あちこちにステーションを設置して、乗っている人だらけにしないと成り立たない。

つまり、我々小さな商売が、そういう新しいものを流行らせる的な事業を、絶対にやってはいけないのです。

既にあるものを、改良するという、とっても地味でお洒落でもないお仕事を、やればいい。

塾業界も、時々、目がギラギラした男達が数人寄り集まって「全く新しいサービス」とやらを展開すると息巻くのですが、あれも、これも、ああいうのも、こういうのも、あっという間になくなった。

昔ながらの塾、そこにZOOMのような昔はなかったツールを足す、そのくらいが一番持つんです。

商売において、持続は正義。「持つ」「続く」「持続する」「潰れない」これが大事ですよ。みんな続かないから大騒ぎで、仲間割れで、不幸なんだから。

続けば幸せ。続く商売を構築しよう。と、思います。

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